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日記

平成28年1月3日の日本昔話

いなばの白うさぎ:

昔々、海の向こうに因幡(いなば)の国を望む淤岐ノ島(おきのしま)に、一匹の白うさぎが住んでいた。
この白うさぎ、柔らかい草がたくさんある因幡の国に渡ることが出来たら、どんなにかいいだろうといつも思っていた。
ある朝、白うさぎは海を眺めながら、どうにか因幡の国に渡るいい方法はないかと考えていた。
すると、そこにサメどんが海から顔を出した。海にたくさんの仲間がいるサメどんを見て、白うさぎは何かをひらめき、こう言った。
「見たところ、サメどんの仲間の数もかなり多いな。どうだ、数の比べっこをしようじゃないか?」
その方法とは、サメどんの仲間が因幡の国まで一列に並び、その上を白うさぎが跳んで数を数えるというのだ。翌朝、サメどんは仲間を集め、約束通り淤岐ノ島から因幡の国まで一列に並んだ。
もちろん、白うさぎは数比べなどする気など元より無く、これを口実にサメの背をつたって因幡の国に渡ろうとしていたのだ。そんな訳で、因幡の国が近づくと、白うさぎは得意になってこう言った。
「オイラの夢は、この因幡の国に渡ることだったんだ。それでお前さんたちを飛び石がわりにさせてもらった訳さ」
騙されたと知って怒ったサメどんは、仲間たちと一緒に白うさぎを襲い、皮を剥いでしまった。
毛皮を剥された白うさぎが、傷ついた体を休ませていると、そこに二人の旅人が通りかかった。旅人は、傷を治すには海水で体を洗い、風通しのよい岩の上で体を乾かせばよいと言う。
白うさぎは言われた通りにしたが、塩が傷口にしみ、痛みはひどくなるばかりだった。
そこへ大きな袋を担いだ旅人がもう一人やって来た。この旅人は、まず川の真水で体を洗い、蒲(ガマ)の穂綿に包まって休むとよいと言った。
白うさぎが言われた通りにすると、皮膚から白い毛が生えて、体は元通りになった。
白うさぎを助けたこの旅人は、なんと大国主(おおくにぬし)の神さまだったそうな。その後、白うさぎは因幡の国で幸せに暮らしたという。
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