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日記

平成28年1月23日の日本昔話

雪太郎:

冬の到来とともに現れるめんこい男の子と老夫婦の話
昔、越後の東頸城(ひがしくびき)の菱ヶ岳(ひしがたけ)のふもとに、髭の長者という老夫婦が住んでいました。
この老夫婦は大金持ちでしたが子供がいなかったため、いつも寂しく暮らしていました。
ある年のお正月の夜。二人が眠りについた頃、裏の勝手口を叩く音がしました。
戸をあけると、吹雪の中で雪をかぶった一人の子供が立っていました。
この子は「おらは雪太郎」と名乗り、それはそれはめんこい男の子でした。
長者の家に男の子がやってきたという事で、次の日からまるでお祭りのように賑やかになりました。
村人たちが集まってお祝いの餅をついたり、村娘たちが子供の着物をたくさん縫ったり、遠くからはお祝いの魚などが届きました。
老夫婦にとって、まるで夢のような楽しい日々が過ぎていきました。
ところが、やがて春になり、雪がどんどん溶けはじめると、いつの間にか雪太郎は長者屋敷から姿を消しました。老夫婦はすっかり気落ちしてしまいました。
秋になり冬になり、また正月を迎えた夜の事。また裏の勝手口を叩く音が聞こえました。
老夫婦は大急ぎで戸をあけると、少し大きくなりたくましくなった雪太郎が立っていました。
その日から、再び雪太郎と老夫婦の楽しい生活が始まりました。そしてまた春が来ると、いつの間にか雪太郎はいなくなりました。
それから何年もこんな事が続き、ある年の初雪の朝の事。
すっかり歳をとったお爺さんは「今年も雪太郎に会いたい」とつぶやきながら、ぽっくり死んでしまいました。
その夜、婆さまも後を追うように眠るように死んでしまいました。
その年の雪は、長者屋敷をすっぽり覆い隠すほどに降り積もりました。
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