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日記

平成28年2月07日の日本昔話

舞の川の山んば:

昔、葉山村に清兵衛(せえべえ)という貧しい百姓が住んでいました。
清兵衛には五人の子供がいて、貧しいながらも毎年12月28日になると餅をつき、ささやかながらお正月をお祝いしていました。
ある年の12月28日、例年通り一家で餅つきをしていると、突然見かけない老婆がやってきました。
「餅つきの手伝いをしに来た」と言って、さっさと餅を丸めはじめ、あっという間にお餅が出来上がりました。
あっけにとられていた清兵衛でしたが、老婆は「この家にはやがて幸せがやってくる、必ず毎年12月28日に餅つきをしなさい」と念をおして帰っていきました。
あの不思議な老婆の言う通り、翌年から仕事もうまくいき、子供たちも元気に成長していきました。
そして毎年毎年、あの老婆が12月28日にやってきて餅つきを手伝っていくのでした。清兵衛一家も年々豊かになり、ついに十年後には長者になっていました。
しかし金持ちになった清兵衛は、村人から「鬼の清兵衛」と呼ばれる男になっていました。
すっかり感謝の気持ちを忘れてしまい、あれだけ老婆から念を押されていた28日の餅つきの日を、一日だけ早めてしまいました。
翌日28日に、あの老婆がやってきて「約束を破ったな、もうこれまでじゃ」と言い残して、激しい風と共に消えていきました。
この老婆は清水谷に住むという山姥だったのです。
この山姥の言った通り、清兵衛に不幸が続くようになりました。
一人娘が病死し、商売もうまくいかなくなり、みるみるうちに没落していきました。もう今となっては、どうする事もできませんでした。
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