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日記

平成28年2月09日の日本昔話

イモ正月:

昔、栃木県鹿沼市草久(くさぎゅう)という所に、働く事が嫌いな茂作という若者と年取った母親がいました。
茂作は、酒好きで博打好きでしたので、ついには家のお金も使い果たし、友達もみな離れてしまいました。
ある夜、これまでの事を反省した茂作は、出稼ぎに行こうと村を出ました。
母親は黙って見送りましたが心の中では心配でたまらず、毎日々神様に無事を祈りながら暮らしていました。
三年たった大晦日の夜、母親は雪の中で行き倒れた年老いた旅人に出会いました。
貧乏暮らしの母親でしたが、腹がすいている旅人に芋を煮て食べさせてあげました。
旅人は助けてもらった事に感謝しながらも「もう少し芋を煮てくれませんか?」と言うので、母親は快く正月用に残しておいた芋を煮てあげることにしました。
この様子を、茂作がこっそりと家の外から覗いていました。
本当はすぐにでも母親に会いたいのですが、まだ成功していなかった茂作は家に入る事ができません。
茂作が母親に見つからないように帰路につこうとすると、どこからか「芋は煮えたぁー?」と、旅人の声がしました。
母親の「もう煮えたでぇー」と応える声と同時に、猛吹雪が起こり茂作の体は風に飛ばされ家の中に飛び込んでいきました。
突風と共に現れた茂作を見た母親は、涙を流して喜びました。
それからの茂作は母親と一緒に一生懸命働きました。
そして母親の苦労を忘れないようにと、正月のお雑煮には毎年芋を入れるようになりました。
この事がこの地方でのしきたりとなって、今でも雑煮の中には必ず芋が入っているそうです。
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