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日記

平成28年2月15日の日本昔話

かがしの神さん:

ある年、稲の実りもよく秋は豊作と思われたが、雀たちがついばんでお米を食べてしまうのでした。
スズメを追い払っても追い払ってもきりがない。そこで九兵衛(きゅうべえ)が本家に相談に行くと、かがし様(カカシ)を作ってはどうかという話になった。
早速、九兵衛は夜なべしてかがし様を三体お作りして、田んぼの三ヵ所に立てた。
「正月にはご馳走しますので、田の米を守ってください」とお願いすると、かがし様は歌を唄いながらスズメを追うてくれた。
その甲斐あって、その年は上作となった。
やがて年の瀬となり、かかに言ってかがし様への御礼の膳を、床の間に三つ用意させるた。
すると、器量の良い可愛い娘が高窓から顔を出し、三人が床の間の膳に座った。美しいかがし様をみたかかは、九兵衛の隠し女(愛人)と勘違いして怒り出し、激しい夫婦喧嘩が始まった。
この夫婦喧嘩を見た三人の娘たちは、慌ててと高窓から一人二人と逃げて行った。
これに九兵衛がハッと気付いて、三人目を取り押さえて、外に出さないようにした。
夜も明けて元旦の朝となり、本家の爺さんが九兵衛に家に寄ると、稗俵(ひえだわら)一俵をしっかりと抱いた九兵衛の姿があった。
これはどうしたことだと尋ねると、これこれこうだと九兵衛は語って聞かせた。
本家の爺さんは「せっかく福の神が来たというのに、かかが心得違いをしたばかりに、金三俵になるところが稗俵一俵になっただな」と言いました。
このことがあってから、九兵衛は毎年の年の瀬には、かがし様の数だけお膳を用意して、お礼をしたそうです。
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