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日記

平成28年2月28日の日本昔話

三角の夢:

昔越後のある村にある夫婦が住んでいた。ある年の元旦、お互いに見た初夢を話す約束をして眠った。
次の朝女房が目を覚まして男をを見ると、男は眠りながら笑っている。
ずいぶん楽しい夢を見ているのだと思って女房は男を起こし、今見た夢を話してくれと言った。
だが男は夢など見ていないと言い、2人はけんかになってしまった。
そこへ村の庄屋がやって来て2人を戒めた。
女房は庄屋に言われて家に戻ったが、庄屋はなかなか話さない所を見るとかなり面白い夢を見たのだと思い、誰にも話さないから自分だけに話せと言った。
だが男は夢など見ていない。そう言われた庄屋は怒り村から出ていけと言った。村を出ていけとは穏やかでないので、男は奉行所に願い出た。そしてお裁きを受け、お奉行は男の味方をした。
そして2人が帰る途中、代官は男のみを呼び止めた。そして誰にも話さないから自分にだけ夢の話をしろと言った。
だが男は夢など見ていないと言う。それを聞いたお奉行は怒り、山の上の松の樹に縛り上げてしまった。男は困ってしまったが、その時一陣の風が吹いて縄が切れた。
するとそこに天狗が現れた。そして天狗は助けてやったのだから夢の話をしろと言い出した。だが男は夢など見ていない。
すると天狗は持っていた棒を男にやった。それは空を飛べる棒だった。それとひきかえに話せと言ったが男はその棒を振って空に舞い上がった。ずっと飛んでいくうちに男は腹が減ってきた。
ある所で降りてみるとそこはソバ屋で、屋根も窓も全部三角だった。
中に入ってみるとイスも机も三角で、店の主人も三角だった。そして出されたソバも三角の器、三角の盆、三角の箸だった。
男は腹が減っていて一気にソバを食べたが、金を持っていないことに気がついた。
すると主人は「ならば初夢の話をしろ」と言って天狗に変わり、天狗の棒を取り上げてしまった。
男は天狗から逃げながら本当に夢など見ていないと必死に言った。それを確認した天狗は空に去っていった。
男はこれで助かったと思い、思わず笑顔になった。その時男は家の布団で眠りながら笑っていた。
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