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日記

平成28年3月22日の日本昔話

牛方と山んば:

ある牛方が沢山の干し魚を牛に背負わせて、山を超えて村へ向かう途中、山姥に出会う。
牛方は、魚を食わせろと詰め寄ってくる山姥に、一匹ずつ魚を投げて時間を稼ぐことにした。
しかし、山姥の食べる速度は早く、あっという間に魚は減っていく。山んばは、とうとう最後の魚もたいらげ、なおもべこ(牛)かお前かどちらかを食わせろと迫ってくる。
牛方は牛を見る。大切な相棒の牛(べこ)。牛がいなくなれば仕事もできない。だが命には変えられない。断腸の思いで牛を見捨て牛方は逃げた。
牛を丸呑みにした山姥は、さらに牛方を食べるべく追いかけてくるが、牛方は池の近くに生えていた木に登って隠れた。しかしその姿は池の水に映っており、追ってきた山んばに見つかってしまう。
万事休すかと思われたが、池に映った姿を牛方と勘違いした山姥は、そのまま池に飛び込んでしまう。その隙に牛方は木から降りて、一軒のあばら家に逃げ込んで、その屋根裏に隠れた。
だがそのあばら家は、なんと山姥の家だった。帰ってきた山姥は、「このまま寝るか、ネズミが怖いから釜の中で寝るか、どっちにすべえか?」と呟く。
ここで牛方は、山んばはネズミが嫌いで、ネズミに齧(かじ)られるのを恐れると聞いたのを思い出した。
そこで、牛方は近くに落ちていた木片を取り、これをガリガリ齧りはじめた。この音を聞いた山んばは、屋根裏にネズミがいると思い、大慌てで釜の中に逃げ込んだ。
べこの仇を撃つのは今とばかり、牛方は屋根裏から下りて、釜の上に大きな石臼を置き、釜のフタが開かないようにした。
そして、かまどに火を起こしたのだ。かまどの火は勢いよく燃え、さすがの山んばもこの火で焼け死んでしまったということだ。
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