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日記

平成28年4月02日の日本昔話

トーツポテンの化け物:

むかしむかしのことじゃった。誰も住まなくなった古い屋敷のあたりに、夜になると化け物が出て「トーツポテン……トーツポテン……」と言って歩き回ったそうな。
このあたりの村人達は、大人も子供も皆おっかながって、夜一人で歩くこともできん、一人で小便に行くこともできんかったと。
そこで一人の若者が「化け物になんぞ負けていられねえ!」と夜中に出かけて行ったそうな。すると、真っ白い大きな体に一つ目のトーツポテンの化け物が出てきて、若者と睨みあった。
若者は化け物に、トーツポテンと言いながら歩き回る訳を聞いてみたんじゃと。すると化け物は訥々と話始めた。
この化け物は、もともとは屋敷の裏庭に生えた大きなキノコじゃった。ある日、どこからかトチの実(トッポ)が飛んできて、キノコの頭に刺さったんじゃと。
それが痛くて痛くて「トッポ取って~!」と泣いていたのが、いつの間にか「トーツポテン」という唸りに変わった。そうして頭に刺さったトッポは目ん玉になり、キノコは歩き回るようになったそうな。
トーツポテンの化け物の話を聞いた若者は、今度はお前の化ける力を見せてくれと持ちかけた。化け物は若者が言うとおり、見事にネコや竹馬や姉様に化けてみせたんじゃと。
最後に、化け物がホカホカの納豆に化けた時、若者は納豆を取り上げ、そのままストーンと飲みこんでしまったそうな。
さて、化け物の納豆を飲みこんだ若者、しばらくすると腹がごやごやと苦しくなった。
若者が慌てて土手へ飛んでいって、毒消しの草をたらふく食ったら、ボボーンと一発大きな屁が出たそうな。トーツポテンの化け物は、その屁に乗ってどこか遠くへ飛ばされていったんじゃと。
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