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日記

平成28年4月08日の日本昔話

人間無情:

昔、ひとりの旅人が洪水に巻き込まれ溺れかけていた。旅人は流木に何とか掴まり流されていったが、蛇が溺れているのを見て助け、次に狐が溺れていたので助けた。
すると今度は人間の男が溺れていたが蛇と狐は「人間なんか助けたってろくなことがない」と言ったが旅人はその言葉に耳を貸さず男を助けた。
こうして助かった旅人と蛇と狐と男は連れ立って旅をすることになり、流離っていくうちに長者の家に泊めてもらうことになった。
旅人が元々医者と知った長者は旅人を医者として隣に住んでもらうことにした。蛇と狐は助けてもらった恩返しに診療の手伝いをしたが男は何もせずに過ごすばかりだった。
村人たちと長者はお金を一切取らずに診療をする医者に感謝し、野菜やお米、小判を医者に贈った。
そんな医者を疎ましく思った男は長者に医者が妖術使いでお金を騙し取る奴と嘘を話した。怒った長者は医者を捕えさせ牢屋に入れた。
あの男の仕業とすぐに分かった蛇と狐は医者を助けるべく行動を起こした。
翌日、縁側に座っていた長者の脚を蛇が咬みつき脚が酷く腫れ上がってしまった。
苦しんでいる長者の元に易者に化けた狐が現れこの病気を治せることができるのは牢屋に入れられたあの医者しかいないと言った。
牢屋から出された医者は長者の元にやって来たが腫れ上がった脚を見て原因がすぐに分かった。
自分を牢屋から出すために蛇と狐がしたことを察知し、蛇と狐に手を合わせ感謝した。適切な治療のおかげで長者の脚は良くなり、嘘を話した男は捕まり医者と入れ違いに牢屋送りになった。
その後も医者と蛇と狐は村で診療にあたった。
結局、蛇と狐が恩というものをよく知っていて人間の方が一番の恩知らずということだった。
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