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日記

平成28年5月14日の日本昔話

山伏石

平泉の中尊寺から西へ半里ほどいったところに戸河内川(とかないがわ)が流れていた。
ある日のこと、この戸河内川に沿って若い山伏が歩いていると、草履を川に流されて困っていた美しい女に出会った。その女から、自分をおぶって一つ上の琴ヶ滝まで運んでほしいと、頼まれた。山伏が女を背負って琴ヶ滝まで運び、帰ろうとした際に、女の腕にうろこが生えている事に気が付いた。
実は、女は琵琶ヶ滝にすむ妖怪で、琴ヶ滝に住む夫に会いに来たのだと言う。
そして、この事を誰かに言うと石にしてしまうぞ、と女から口止めされた。
山伏が辺りを見回すと、滝つぼの周りには石にされた村人が並んでいた。
次の日、山伏が村人たちと琴ヶ滝に行き、妖怪を退治するために必死にお経を唱えた。琴ヶ滝の妖怪は退治されて石になったが、山伏の下半身も石になってしまった。
動けなくなった山伏は、今度は女の妖怪と対決すべく、村人たちに担がれ琵琶ヶ滝に向った。
山伏は琵琶ヶ滝の妖怪を退治するも、妖怪の魔力で自身も全身石になってしまった。
今でも戸河内川の水が枯れた時、淵の底から二つの妖怪たちの石が見られるそうだ。
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