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日記

平成28年5月25日の日本昔話

べごをつれた雪女

昔、あるところに太一という利かん坊だが、心優しい男の子とお祖母さんが暮らしていた。
ある夜、太一は糸紡ぎをするお祖母さんに「雪が降る日には雪女が出るのは本当か」と聞いた。
お祖母さんは「本当だ、雪女は悪さばかりしている子供の所に現れるそうだ。
雪女は顔も着物も白く、牛を引き連れていて氷のように冷たい手で乳を搾り飲ませようとする。
その乳を飲むと命を落としてしまう」と答えたが、太一は全く信じなかった。
ある日のこと。
太一は近所の子供たちと橋のそばの坂道で、夢中になってそり滑りをして遊んでいたが、日が傾くころになると子供たちも家へ帰ってしまい、気づけば太一ひとりになっていた。
太一は橋を渡って家へ帰ろうとした時、橋の向こう側だけが激しく吹雪いていた。
橋を渡らないと家に帰れないので、太一はそろりそろりと橋を渡った。
やっと橋を渡り終えた時、目の前の吹雪が止み、そこに白い牛を連れた女が立っていた。
太一は、これはもしやと思い逃げようとしたが身体が動かない。そのうち女が手招きすると、太一の身体もひとりでに女の前に行ってしまった。
女は太一に牛の手綱を持たせ、牛に雪を食べさせたかと思うと白い手で乳を搾り始めた。
桶に真っ白な乳が溜まると、女は乳を手ですくいあげ太一の前に差し出した。
どうすることも出来ない太一は思わず目を閉じた。
すると女は乳を太一の顔めがけてかけたが、太一は咄嗟に顔を逸らし、そのまま気を失ってしまった。
気がつくと空から大きな雪がどんどん降っていた。
太一は、あの女が雪女だったのかと考えたがよくわからなかった。
何も悪さをしてないし、ひょっとしたら狐の仕業かもしれないと思うのだった。
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