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日記

平成28年5月30日の日本昔話

名主がくれた苗

昔、北上市の立花という所に、久作と久助という正直者の百姓親子がいました。
ある年の事、二人は苗代に種もみをまきましたが、どういうわけかどれからも芽が出ませんでした。
困った久作親子は、欲深な名主の喜左衛門(きざえもん)から、余っていたもち苗を分けてもらいました。
もち苗とはもち米の苗の事で、飯などで食べる米であるうるち米とは種類が異なりましたが、久作親子はさっそく田んぼに植えて丹精込めて世話をしました。
稲が順調に成長した頃、名主が「わしから盗んだもち苗を返せ」と言い出しました。
あらぬ疑いをかけられ、久作は思わず「あれはうるち苗だから違う」と反論しました。
名主は「もし、もち米が実った時は全ての稲を刈り取る」という証文を作って収穫時期を待ちました。
久作親子は村の鎮守様である多岐神社に、無実の罪を晴らしてもらうようお祈りしました。
秋になり、立派に育った稲にはやっぱりもち米が実っていました。
名主は証文に書いた通り、全部の稲を刈り取ろうとした時、目の前でみるみるうるち米に変わっていきました。
こうして久作親子は無事に米を収穫する事ができ、この話を聞いた村人たちはありがたい多岐神社様を拝んだそうです。
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