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日記

平成28年6月02日の日本昔話

岩手

昔々のそのまた昔、岩手県あたりの国がまだ出来上がっていなかった頃の、遠い昔の話です。
この辺りに「三つ石の神」が住むようになり、気にいった三つの石の上でそのまま深い眠りにつきました。
長い眠りの間に、草や木が生え土が積もって、とうとう姿が見えなくなりました。
この辺りに住んでいた人間は、動物たちとみんなで仲良く助け合って生きていましたが、ある日一匹の鬼がやってきて、辺り一帯の食べ物を一人占めするようになりました。
わがままな鬼に腹をたてた人間と動物たちは、相談し合って鬼に戦いを挑むことにしました。
はじめは、人間の中で気の強い者が鬼退治に向かいましたが、誰ひとり帰って来ませんでした。
次に熊が、狼が、鹿が、猿が鬼退治に向かいましたが、誰も帰って来ませんでした。
勝ち誇った鬼は、毎日かめいっぱいの生き血を自分の岩屋に届けるようにと、人間と動物たちに命令しました。
鬼の悪行に我慢できない人間を年老いた熊がなだめながら、久しぶりに神さまに拝んでみる事にしました。
人間が神さまに向かって手を打つと、寝ぼけ顔の神様がむっくりと起き上がりました。
みんなから鬼の事を聞いた神さまは、鬼の岩屋めざしてドカドカと走り出しました。
神さまと鬼との対決が始まるかと思いきや、神さまの不思議な力によって、鬼は宙に浮いてしまいました。
鬼は手も足も出す事ができず、神さまの掛け声どおりに可笑しな踊りを踊らされました。
さんざん懲らしめられた鬼は、神さまの前で手を付いてこれまでの悪行を詫びました。
鬼はこの土地から永久に立ち退く事を約束し、その証のために神さまの三つ石に大きな手形を残しました。
そして、さびしそうな顔をしながら振り返り振り返り、この土地を去っていきました。
この岩に残された手形が「岩手」という地名の由来です、災いが二度と来ないというめでたい地名なのです。
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