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日記

平成28年6月03日の日本昔話

七ツ石

昔、北上川には橋が一本もなかったので、向こう側へ渡るには船に乗るしかなかった。
しかし、この川を船で渡ろうとすると、何もない流れの中で急に沈んでしまう事が続くようになり、村人たちはホトホト困っていた。
特に川向こうのお寺は、お参りする人が来られなくなりお布施が集まらないため、ひどくさびれてしまった。
仁王様(仁王像)の足も腐り、足で押さえつけていたあまのじゃくが勝手に出歩くようになっていた。
見かねたお寺のご本尊は、弁財天を呼び出し北上川に橋をかけてもらう事にした。神々しい光とともに現れた弁天様は、さっそく山からでっかい石を運んできて、北上川に並べ始めた。
それを見ていたあまのじゃくは、橋を架けさせまいと石を七つ並べたところで「コケコッコー」と一番どりの鳴きまねをした。弁天様は人に姿を見られると困るので、仕方なく帰って行った。
得意になって寺に帰ったあまのじゃくだったが、仁王様がぐらりと倒れてきて下敷きになって死んでしまった。
弁天様の橋はこういったわけで完成しなかったが、村の人たちは力を合わせてお寺を立て直し仁王様も修理した。
弁天様の七つ石は、今も残っている。
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