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日記

平成28年6月26日の日本昔話

蛸屋加左ヱ門

昔ある海辺の村に小さい子供とばあさんが2人で暮らしていた。2人は大変貧しかったので、毎日たこばかり食べていたため「たこやかざえもん」と呼ばれていた
ある日、たこやかざえもんが浜辺でたこを取っていると、小判が何枚もついている昆布を見つけた。
たこやかざえもんは、この金を使って嫁をもらおうと考え、身なりを整えて大金持ちの家を訪ねた。
娘さんを嫁にほしいと言うと、お金を持った優しい人ならよいという。
娘がほしいばっかりにたこやかざえもんは、自分は金持ちだと身分を偽ってしまった。
やがて、数え切れないほどの嫁入り道具を持った娘がやってきたが、たこやかざえもんは身分を偽ったことに気がとがめてきた。
娘に事実を話したが、娘は一度嫁に出た女は戻らぬものと決まっているという。
しかし、たこやかざえもんの家にはそんな多くの道具は入らないので、山の屋敷に住むことにした。
そこは何年も人が住んでいない古い屋敷で、村人達は化け物屋敷と呼んでいた。
その夜、化け物屋敷でかざえもんが眠れずにいると、どこからか「黄金の花まだ咲かぬかや、早う探してくりゃしゃんせ」という歌が聞こえてきた。
すると部屋の四隅から4人の座敷わらしが現れ踊り始めた。
かざえもんと嫁さんは震えていたがやがて座敷わらしは消えてしまった。
次の朝、村の巫女さまに占ってもらうと、あの座敷わらしは床下に埋められた小判が、長い間見付けてもらえずに化けて出て来たのだという。
早速、屋敷に戻ったかざえもんは床下を掘ってみると、小判の入ったかめが4つ出て来た。
こうして本当に大金持ちになったかざえもんは、嫁さんとばあさまと末永く幸せに暮らした。
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