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日記

平成28年7月07日の日本昔話

わらびの恩

ある山に1匹のマムシが住んでおりました。
マムシは「ここいら一帯で俺より強い奴は居ないだろう」と威張っておりました。
ある日、獲物にしてやろうとネズミや蛙を追いかけまわしたのは良いものの、ネズミにも蛙にも逃げられてしまい、くたびれたマムシは原っぱのど真ん中で昼寝を始めました。
すると、マムシの寝ている場所からツバナ(茅の芽)が伸び、マムシの胴体を貫いてどんどん伸びて行きました。
マムシが目覚めてみると自分はツバナの先に突き刺さったまま宙ぶらりんになっており、行く事も後ずさる事も出来なくなっておりました。
進退きわまったマムシがぐったりしていると、ツバナの傍から三本マッカ(先端が3つ又に分かれている)のわらびが伸びてきて、マムシの胴体をぐいぐいと持ちあげました。
さっきまで追いかけられていたネズミや蛙も「三本マッカのわらび、ぐんぐん伸びろ、どんどん伸びろ」と声をかけてくれました。
そうして、とうとうわらびはマムシの身体をツバナの先から押し上げ、マムシは助かる事が出来ました。
以来、マムシはわらびの恩を決して忘れないので、みちのくの各地では山に入る時、
「マムシ、マムシ、萱原で昼寝して、わらびの恩を忘れたか阿毘羅吽欠蘇婆訶(アビラウンケンソワカ)」
と唱えると、マムシが恐れ入って退散するので、マムシに噛まれずに済むと言われております。
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