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日記

平成28年7月16日の日本昔話

はたらく赤鬼

みちのくのある村に、与作と言う野菜売りが暮らしていた。
ある日、街まで野菜を売りに出かけた帰り、村に続く道の傍らに異様な風体の大男が座っているのを見た。与作が近寄って見るとその男は赤鬼で、「はたらく鬼売り申す」と書かれた看板を手にしている。
値段を聞けば「16文」。人は喰わぬかと聞けば「喰わないから是非にも雇ってくれ」との答え。
与作はこの赤鬼を引き取って家に連れ帰る事にした。
引き取って見ればこの鬼は本当に良く働く鬼で、畑仕事は愚か水汲み、薪割り、炊事に掃除と、与作が何もしなくても良い位くるくると良く働いてくれた。
ある日、街まで用事を済ませに出かけた与作は、鬼に仕事を言いつけるのを忘れた事に気がついたが「毎日働いてくれるのだ、たまには骨休めさせてやろう」と、 敢えてそのまま街まで出かけた。
そして用事を終わらせて戻って来てみると、残された鬼は元気が有り余って休む事が出来ず、あろう事か与作の小さな家をぶち 壊して、木材を薪に、屋根の茅を焚きつけに作っていたのであった。
これでは一緒に暮らす事は出来ぬ、と思った与作は、次の日鬼を連れて街 へ行き「この鬼ただで譲り申す」とふれ歩いた。
それをお殿様が聞き咎め、与作と鬼は城まで召される事になった。
与作から事情を聞いたお殿様は大いに笑い、 「城には言いつける仕事が山ほどある。
その鬼、わしに譲れ」と言って鬼を引き取り、与作には「これで家を建てるが良いぞ」と、小判を3枚下された。
以来、鬼は城で働く事になり、お殿様にも可愛がられて幸せに暮らした。
一方の与作は貰った小判で家を建て直し、もう働く鬼など当てにはせず、また一生懸命働いたそうな。
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