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日記

平成28年7月23日の日本昔話

ツバメのお礼

昔、ある山寺に和尚さんと小僧さんがいました。
この寺は、春になると毎年ツバメが巣をかけて、にぎやかにヒナを育てていました。毎年毎年ツバメがやってくるので、ある時に和尚さんが「たまには宿代でも持って来いや、ハハハ」とツバメをからかいました。
すると、しばらくしてツバメが一粒のかぼちゃの種を持ってきました。
ツバメからのお礼の品という意味でしょう、和尚さんは春になるのを待って、たいせつに種をお寺の庭にまきました。
すると、秋にはものすごく巨大なカボチャが一つだけ実りました。和尚さんは「ツバメのお礼だから大切に食べようね」と言って、なかなかかぼちゃを食べようとしませんでした。
小僧さんはかぼちゃが食べたくて仕方なかったので、和尚さんが留守の間に包丁を持ち出しました。
小僧さんがかぼちゃを切ろうとすると、かぼちゃは自らパカッと割れて、中からうじゃうじゃと蛇が現れました。
慌てた小僧さんは、蛇とかぼちゃを寺の裏池に投げ込みました。
その時、空がにわかに曇ったかと思うと、ものすごい嵐がやってきました。
夜になっても嵐はおさまらず、かぼちゃを投げ込んだ池からは大蛇が何匹もウネウネと波を立てて泳ぎ回っていました。
和尚さんと小僧さんは、夜が明けるまでお経をよんで過ごしました。翌朝になり、裏の池を見に行くと、小さな池だったものが大きな沼に変わっていました。
この沼は蛇沼(へびぬま)と呼ばれ、周囲の田んぼを潤すに十分な用水沼になりました。
ツバメのお礼はたいしたものだ、と村人たちも喜びました。
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