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日記

平成28年7月26日の日本昔話

きつねのボッケ

昔、塩釜の西町に三右衛門(さんえもん)という百姓がいて、自分の畑が荒らされるので困っていた。
きっとキツネの仕業に違いないと、畑の小屋にかくれて夜になるのをじっと待っていた。
やがて子の刻(夜中0時)を過ぎた頃、青く美しいキツネ火がたくさん現れた。
三右衛門が手に持っていた鍬(くわ)をキツネ火に投げつけると、キツネ火は一瞬のうちに消え、あとには狐のぼっけ(帽子)が落ちていた。
このぼっけは、かぶると豪華な花嫁姿に変身する、という不思議な帽子だった。
それから日が変わった晩のこと、三右衛門が馬の足を洗っていると、背後からキツネが現れた。
キツネは、「嫁さんをもらうために必要なのでぼっけを返してくれ」と、泣きながら懇願した。
三右衛門は、何か珍しいものを持って来たら交換してやる、と言い、その晩はキツネを帰した。
次の夜、馬小屋にいた三右衛門のところにまた狐がやってきた。
手には一本の棒きれを持っていて、この棒は、振ると先端が明るく光る、という不思議な棒だった。
ろうそくの代わりになると喜んだ三右衛門は、キツネにぼっけを返してあげた。
嬉しそうに去っていくキツネの姿が見えなくなった頃、不思議な棒きれは次第に暗くなっていき、最後には全く光らなくなった。
この時、ようやく三右衛門はキツネに騙されたことに気が付いた。
その後もキツネのいたずらは続き、三右衛門は今日こそいたずらキツネを捕まえようと、畑の小屋に頑張っているそうだ。
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