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日記

平成28年8月11日の日本昔話

千貫目太郎

昔、千貫目の金棒を担ぎ国巡りをしている、千貫目太郎という男がいた。
太郎が旅をしていると、硬い竹を素手で潰すタケツブスと、大岩を軽々と転がすイシコロバシのふたりと出会った。
三人は、連れ立って旅をすることになったが、やがて寂れた村にたどり着いた。
村を歩いていると、一軒の家から泣き声が聞こえてきた。三人が家の中へ入ると父親と娘が泣いていた。
太郎が理由を聞くと、父親の口から「毎晩、村に恐ろしい化け物がやって来て人を食ってしまった。
今夜は自分の娘が食べられるかもしれない」と話した。
事情を知った三人は親子の家に泊まり込み、化け物が現れるのを待った。
やがて親子の家に化け物が入って来て、タケツブスとイシコロガシを捕まえて丸飲みしてしまった。
太郎は化け物に「お前は何者だ」と聞くと、化け物は「自分は御大師様だ」と明かした。
御大師様は「十一月の三大師の祭りに何もしないので人を食った」と打ち明けた。
太郎は「村人みんなで祭るようにするから、人々を返してほしい」と頼んだ。
御大師様は口から人形になったふたりを出し、「息を吹きかければ元の身体になる。
他の村人たちは縁の下にいる」と教え去っていった。
言われた通り息を吹きかけると、ふたりは元の身体に戻った。
三人は一軒一軒、村中の家の床板をひっくり返し人々を助け、御大師様のことを話した。
そして三人は、村の中程に竹と石で御堂を造り、残った石で石灯籠を造り御堂の前に並べた。
タケツブスは竹提灯を作り、家々に配り歩いた。
三人は仕事を終えると村を後にし、旅を続けるのだった。村人たちは三人が残した石灯籠と竹提灯に灯りを入れ、御大師様を祭り盛大に祝った。
それからというもの村は大いに栄えたそうだ。
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