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日記

平成28年8月16日の日本昔話

くっついた欲の皮

ある所に、貧乏だが仲の良い爺さまと婆さまが住んでいた。 ある日、婆さまが病気で死んでしまい、爺さまは悲しみにくれてお葬式を出そうとした。
ところがこの村の和尚は強欲で、金のない者のために葬式を挙げようとはせず、爺さまを無視した。
仕方なく、爺さまは家の土間に穴を掘って、そこに婆さまを埋めようとした。
ところが爺さまが穴を掘っていると、なんと馬の餌を煮るための羽釜(はがま)いっぱいに詰まった大判小判が出て来たのだ。
小判を持ってきた爺さまを見た和尚は、打って変わって婆さまを亡くした爺さまをいたわり、立派な葬式を挙げてくれた。
しかし、その晩のことだった。欲張り和尚は、爺さまの持っている残りの大判小判を奪おうと、飼っていたヤギを殺しその皮をかぶり、化け物のフリをして爺さまの家に押し入った。
爺さまは、化け物に変装した和尚を見て気を失ってしまい、和尚はまんまと大金を奪った。
さて、寺に帰る道すがら、欲張り和尚は大判小判の詰まった羽釜を引きずりながら、辻神様の前を通りかかった。
するとどうだろう、辻神様の前に来た途端、ヤギの皮は和尚の身体にくっついて取れなくなり、声も 「メェ~メェ~」としか出なくなり、和尚は本当のヤギになってしまった。
一方その頃、気を失った爺さまの夢枕に亡くなった婆さまが立ち、爺さまに最後の別れを告げ、極楽に旅立っていった。
翌朝、大金を持ったヤギを見つけた村人が、金をじいさんに返した。
しかし、そのヤギが欲ばり和尚だと気付く者は、誰もいなかった。
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