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日記

平成28年8月26日の日本昔話

八郎潟の八郎

昔、十和田湖に八郎という一匹の竜がいました。
この八郎はもともとは人間でした。
岩手県の雫石に暮らしていた八郎が、仲間の喜藤(きとう)、三治(さんじ)と一緒に山へ入った時の事、その日は炊事当番でした。
三匹のイワナを串焼きにしつつ、二人を待っていましたが、どうにも腹がすいてきて我慢できずに二人の分のイワナを食べてしまいました。
すると、焼け付くように喉が渇いてきて、谷川に飛び込んだ八郎が水をガブガブ飲んでいるうちに、いつのまにか竜になっていました。
「喜藤!三治!」と声を限りに叫んでも、もう人間の声ではありません。
八郎は涙を流しながら水を求めて荒れ狂い、ようやく十和田湖へたどり着きました。
十和田湖で暮らし始めた八郎でしたが、ある日突然、南祖坊(なんそぼう)という恐ろしい術使いのお坊さんが現れました。
「わしのワラジが切れたこの場所を、一生のすみかにする。
だからお前は出ていけ!」と叫び、呪文を唱えながら八郎に襲い掛かりました。
八郎は呪文の剣で血まみれになりながら、湖を追い出され、傷ついた体を引きずりあちこちさまよいました。
秋田の男鹿の浜にたどりつき、浜を湖に変えて暮らすことにした八郎は、ようやく優しい心を取り戻すことができました。
八郎が作ったこの湖を「八郎潟」とよびました。
やがて田沢湖の辰子姫を嫁にした八郎が、そちらへ通うようになると、年々浅くなっていきました。
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