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日記

平成28年9月15日の日本昔話

仲よし夫婦

昔々ある所にそれは仲よしの夫婦がおりました。
夫婦は毎日一所懸命に働いていましたが、一粒の米粒を分け合うような貧しい暮らしをしていました。
ある日、夫婦はあまりの貧しさに大事な馬を手放すことにしました。
女房は「大事な馬じゃで、長く役立つものに変えてきて下されや。」と亭主と馬を送り出しました。
町までの道中、御大尽が小判をちらつかせながら声をかけてきましたが、亭主は「お金は使うてしまえばそれで終わりじゃ。」と馬を売るのを断りました。
そうして、亭主が町にたどり着くと、子牛を連れた男が声をかけてきました。
「今は子牛じゃが、そのうち乳も出るし、畑も耕せるし、肉も取れるし、馬より役に立つよ。」と言われて、亭主は馬と子牛を交換しました。
すると今度は、鶏を連れた男が声をかけてきました。
「子牛は力が弱いし、大きくなるには餌を一杯食べるし、これは雄牛じゃから乳は出んよ。鶏なら餌は自分で探すし、卵を産むし、この牛よりよっぽど役に立つよ。」
と言われて、亭主は子牛と鶏(とタイミング良く産んだ卵)を交換しました。
その後、お腹が空いた亭主は饅頭屋で鶏を饅頭と交換します。亭主は饅頭を一つは自分で食べ、一つは女房へのお土産にし、結局、大事な馬は饅頭1個になってしまいました。
町からの帰り道、饅頭1個を持った亭主に、先ほどの御大尽がまた声をかけてきました。
「あの馬は、さぞかしええもんと交換したんじゃろうな?」「あの馬はこの饅頭になりました。
女房は饅頭が大好きだから、きっと喜びます。女房の喜びは私の喜びです。」
立派な馬が饅頭1個になって大損したのに喜ぶ女房がいるはずがない。納得がいかない御大尽は、亭主が家に帰って女房がにっこり笑ったら、二人が一生食べていけるだけの金をやると約束しました。
亭主は家へ帰り、女房に饅頭1個を渡しました。すると女房は饅頭を頬張り、にっこり笑って「馬が美味しいお饅頭になりましたなぁ。」と言いましたと。
こうして、馬が子牛に、子牛が鶏に、鶏がお饅頭に変わったおかげで、一生食べていけるだけのお金も入って、夫婦は末長く幸せに暮らしたそうです。
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