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日記

平成28年9月16日の日本昔話

茂吉の猫

昔、秋田の安仁町(あにまち)に茂吉というぐうたらな男が、年老いたトラ猫と住んでいた。
ある日、茂吉の所に覚えのない酒の請求がきて、「歳をとったトラが化け猫になって、酒を飲むことを覚えたのだろう」と気が付いた。
酒を買いに行っていた事がばれたトラは、茂吉からキセルを投げつけられて夜の闇の中を走って逃げだした。
暗闇の中、必死に茂吉が追いかけると、化け物が集まるという原っぱに出た。そこには化け猫たちが集まり、トラが持ってくる予定の酒を待っていた。
しかし、酒を持たず怪我もしているトラの姿を見て「茂吉を殺せ!」と大合唱が起こった。
それを見ていた茂吉がはっと目を覚ますと、いつのまにか自分の家だった。
茂吉は、もしや昨夜の事は夢だったのか、
と思いつつ、とりあえず朝飯を食おうと思って茶碗を手に取った。
すると、寝ていたトラがものすごい勢いで走ってきて茂吉の飯の上を飛んだ。
茂吉は「トラがとび越えた飯を食えば茂吉は死ぬ」と、昨夜の化け猫たちが話していた事をはっきりと思い出した。
茂吉が飯に手をづけずに茶わんを床に置くと、悟られた事が分かったトラはそのまま家を出ていった。
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