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日記

平成28年9月18日の日本昔話

んばろんの話

夜な夜な「ぅんばろ~う」と言って、のっしのっしと村を歩き回る化け物が出るようになった。
村の庄屋さんが村人たちを集めて「あの化け物を退治する者はいないか?退治できた者にはわしの一人娘をやろう」 と言う。
そこへ村の屈強な男達が3人名乗りをあげる。
一呼吸おいて村で一番の臆病者の男が名乗り出る。
夜、3人の男達は手に手に鍬や鉈を持って化け物が出るのを待ち構える。
一方、臆病者の男は家で大きな縄を編んでいる。
男の母は自分の息子が化け物退治をするなどと言い出すものだから心配でならない。
だが、男はそんなこと気にもせずに縄を編んでいる。
ついに、あの化け物が現れた。化け物は3人の男達を見つけると「んばろ、んばろ」と言いつつ物凄い勢いで向かって行く。
男達は恐ろしくなって逃げ出してしまう。縄を編み終えた臆病者の男、化け物を見つけると「おい、んばろの化け物、俺がうんばってやる!」と言い放つ。
男は大きな縄を肩にかけて引き摺っている。
化け物は男に向かって突進していき、そのまま男の上に乗っかる。
男、物凄い馬鹿力で化け物を背負ってしまう。
化け物は「んばぁ~ろぅ~ん♪」と言ってとても嬉しそうな様子。
んばろんを担いだままで家に帰ってきた男を見て、母は巨大な化け物の姿に驚いてしまう。
男が化け物を下ろした瞬間、化け物の姿はなくなりその代わり辺り一面にたくさんの小判が散らばっていた。
見事化け物退治をした男は、庄屋さんの娘と結婚し、おっ母ぁとともに幸せに暮らしましたとさ。
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