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日記

平成28年10月19日の日本昔話

なまけ者太郎

昔々、ある所に太郎と言う男がいた。この太郎、酒好きの怠け者で、いつも自分に都合のいい夢ばかり見ていた。
ある日、太郎はいつものように日も高く昇った頃にやっと起き、山へ芝刈りに出かけた。
キセルで一服していざ仕事を始めるも、気が入っていないものだから、すぐに指にトゲを刺して怪我をしてしまう。
そして太郎は仕事を放り投げて、木にもたれかかって昼寝をしてしまうのだった。
自分に都合のいい夢ばかり見る太郎のこと、太郎は酒を飲んで芸者遊びをしている夢を見ていた。
太郎は目隠しをして、芸妓を追いかけていたが、ちょうど芸妓の帯をつかんで引いた時に目が覚めた。
すると、「もし、太郎どの。」と誰かが太郎を呼ぶ声がする。
見ると、そこには美しい娘が立っており、太郎は羽衣を手につかんでいた。
娘が太郎に言うには、自分は天女で、羽衣がないと天に帰れないのだそうだ。
そして、太郎が持っている羽衣を返してくれれば、何でも望みをかなえると約束した。
太郎は考えた末、天女に自分の嫁になるよう言い、また自分も天に行きたいと願った。
すると天女は、それには一つ条件があると言う。
それは、芝を千束作ってこれを燃やし、灰の中から生えてきたものに乗って天に来てほしいというのものだった。
それから太郎は、酒だ女房だと張り切り、三日三晩も働き、とうとうあと一束で千束というところまで芝を刈った。
しかし、生来の怠け者の太郎は、一束くらいいいだろうと、そのまま九百九十九束の芝に火をつけた。
すると、芝が燃えた灰の中から大きなワラビが芽を出し、太郎を乗せてぐんぐん天に伸び始めたのだ。
ところが、天まであと一歩という所でワラビは伸びるのを止めてしまう。
太郎は天女を呼ぶも、千束作るという約束を違えた太郎を天に上げることは出来ないと天女は言う。
そして、ワラビはみるみる縮んで、太郎は真っ逆さまに地面に落ちて行った。
その後、太郎がどうなったか知る者はいない。
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