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日記

平成28年10月27日の日本昔話

雪女郎の涙

昔、山形は柴倉山(しばくらやま)の麓に、2軒の家が並んで建っておりました。
村の人はそれを西の家、東の家と呼んでおりました。
ある吹雪の晩、西の家の若者が東の家の前を通りがかった時のこと。上から下まで白づくめの美しい旅の娘が東の家に行くのを見かけました。
旅の娘を東の家の人が快く泊めるのを見た西の家の若者は安心して家に帰って行きました。
そんなことがあって何十年も経った頃。
東の家は大金持ちになり大きな屋敷をかまえるようになりました。
一方で西の家は相変わらず貧乏でしたが、あの時の西の家の若者もすっかりお爺さんになり、孫たちに囲まれて貧しいながらも幸せに暮らしておりました。
ある吹雪の晩、また上から下まで白づくめの旅の娘が東の家に現れました。
しかし、東の家の大旦那は仮病まで使って冷たく追い返しました。
仕方なく旅の娘は、西の家に頼みに行きました。
西の家のお爺さんは娘をどこかで見たような感じを受けましたが、快く泊めてあげることにしました。
そして、貧しいのにも関わらず、西の家の家族たちは暖かい汁物を用意して旅の娘を精一杯もてなしました。
すると、旅の娘は「皆さんの心遣いが嬉しくて」と言って泣き出してしまい、みんなが寝静まった後も布団の中でずっと泣いていました。
翌 日、おかみさんが旅の娘を起こしに行くと、なんと娘の姿がありません。その代わりにぐしょ濡れになった着物が抜け殻のようにあるだけでした。
昨晩の娘は雪 女郎が旅の娘に化けたもので、西の家の優しい人の心に触れ、それがうれし涙となって身体が溶けてしまったのでした。
おかみさんが彼女の着物を引っ張り出す と中から大判小判が山のように出てきたのでした。
一方、東の屋敷では、大旦那が本当に病気になって倒れてしまい、みるみるうちに悪くなって亡くなってしまいました。
吹雪の晩、旅の者に親切にすると福を呼ぶのだそうです
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