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日記

平成28年11月01日の日本昔話

嫁さんのみやげ

昔、実家に帰省した嫁は、嫁ぎ先へ豪華なお土産を持って帰るのがならわしの村がありました。
この村の甚平さん家の嫁さんは、実家が貧乏だっためお土産を用意する事ができず、いつも帰省を憂鬱に思っていました。
今日も、実家から嫁ぎ先へ戻ろうとしていた所に、父親が小さな杉の苗をお土産に持たせてくれました。
嫁さんは「どこにでもあるつまらない物だから」と、帰り道の途中にある沼に捨てて、手ぶらでコソコソ隠れるように帰っていきました。
いつも手ぶらで帰ってくる嫁を見て、村人たちは陰口を言っていました。
ある時、この嫁さんが実家からいつもの杉の苗を持って帰ってきました。途中で、沼に杉の苗を投げ捨てようとした所で「いつも杉の苗をありがとう」と声が聞こえてきました。
驚いている嫁さんの前に、沼の中からヌッと出てきたのは、沼の主という白ひげのお爺さんででした。
主は杉の苗のお礼にと、嫁さんを沼の底の御殿に連れていきました。沼の底には、嫁さんからもらった杉の苗で、立派な杉の林ができていました。
美味しいご馳走を振舞いながら、沼の主は「お父さんの気持ちなのだから、恥ずかしがらずに杉の苗を持ってかえるといい」と嫁さんに言い聞かせました。
嫁さんは、主に言われた通り、杉の苗を嫁ぎ先に持って帰ってみると、義父も義母も心から喜んでくれました。
早速、義父が杉の苗を大切に裏山に植えてみると、あっという間にハゲ山がたちまち立派な杉の林になりました。
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