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日記

平成28年11月21日の日本昔話

酒田のから堤

昔、今の福島県相馬の七不思議のひとつに「酒田のから堤」というものがあった。
この池にはカニとウナギが住んでおった。
互いの夫婦は住む穴もとなり同士で、始終行き来するなど仲良くしておった。赤ちゃんが生まれれば、お互いにお祝いし合った。
それから何年か経ち、ウナギもカニも以前のような付き合いをしなくなっておった。
数が増えたもんで、住むところも食べるものも精一杯。
ウナギはカニの掘った穴を拝借するようになり、カニはカニでウナギの食べ物を失敬するようになっておった。
こうして両者の仲はだんだん悪くなっていった。
そんなある日、全くの偶然で、カニのハサミにウナギの尻尾が挟まり、あまりの痛さに思いっきり振ったウナギの尻尾はカニを吹っ飛ばしてしもうた。
お互いに怒り、カニとウナギの戦争が始まった。長い戦いの末、ウナギは全滅しちまった。
それからはカニの天下となり、堤は穴だらけになっていった。
それからというもの、堤には水が溜まらなくなり、しまいにはカニも生きていけなくなった。
堤に水が溜まらない原因を土地の人はいろいろ噂したが、本当はカニが開けた穴が原因だったのじゃ。
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