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日記

平成28年11月29日の日本昔話

三つの願い

坊さまからもらった願いの叶う玉を使った2つの家族は、明暗が分かれた。
昔、あるところに物持ちの家と貧乏な水車小屋の家とがあった。
水車小屋の家は、麦や粟のもみ殻をとる貧しい商売だったが、一家で朝から晩までよう働いておった。
一方、物持ちの家の商売はあこぎな金貸しで、貧乏な水車小屋の一家をいつもばかにしておった。
ある日、旅の坊さまがずぶぬれで通りがかった。坊さまは宿を求めたが、物持ちの家は
断った。水車小屋の家はあたたかく迎え入れ、粗末ながらももてなした。坊さまは翌朝願いがかなうという3つの玉をお礼として置いていった。
水車小屋の一家はひとつずつ玉を手にしてそれぞれ願をかけることになった。
じいちゃん、おっとう、おっかぁの順に黙って願をかけると、不思議なことにそれぞれの玉は消えた。実は3人とも同じ、「家族みんなが達者で暮らせますように」という願をかけたのだった。
これを見ていた物持ちの夫婦は、坊さまを追いかけ連れてきて、無理やりに食事を与え、3つの玉をくれるように坊さまに迫った。
こうして玉を手に入れた2人はそれぞれに願をかけ、きれいな着物100枚と米が詰まった米蔵100棟を手に入れた。
最後のひとつの玉は取り合いとなり、物持ちが玉を握ったまま「鬼ばばめ、角でも生やして鬼になればよいわ」と言った。すると玉は消え、ばばに角が生えて本当の鬼となってしまったのじゃった。
物持ちは鬼になったばばと暮らしたくなかったが米蔵を捨てることもできず、ばばとけんかしながら暮らしたとのことじゃ。
一方、水車小屋の一家は相変わらず貧乏だったが、だれも病気になることなく、いつまでもまめに暮らしたということじゃ。
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