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日記

平成28年12月01日の日本昔話

天沼の耳ドジョウ

会津の天沼には多くのドジョウが住んでいた。しかし、人間によって毎日のように捕獲され、数が激減し、最後には5匹になってしまった。
このままでは全滅してしまう…。途方に暮れていたある日、沼のふもとにお坊さんがやってきて、おにぎりを食べ始めた。
その時、お坊さんの鼻にアブが止まり、血を吸い出した。するとお坊さんは、「アブよ、お前も昼飯か」といって、追い払うこともなく食事を続けた。
それを見たドジョウたちは、「あの坊さんなら何とかしてくれる」と考え、お坊さんの前に行き、事情を説明した。
するとお坊さんは1匹のドジョウをすくい上げ、念仏を唱えた。すると、ドジョウから人間の耳が生えてきた。
ドジョウたちは、その耳を頼りに人間の声を聞き、捕獲されないように沼の中を逃げ回った。
そのおかげで、しばらくするとドジョウの数も増え、もとの賑わいを取り戻しつつあった。この間、天沼ではドジョウが全く採れなくなっていた。
これで大丈夫、と油断していたら、忍び足で近寄ってきた人間に根こそぎ捕獲されてしまった。
油断したことを後悔したドジョウは、意を決して人間に話しかけた。
人間は、耳の生えたドジョウが命乞いをする様子を見て驚き、ドジョウをその場に投げ捨てて逃げ帰った。ドジョウは一目散に天沼に戻り、今後は油断しないと誓う。
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